St. Patrick & St. Patrick's Day               

                 

              聖パトリックは5世紀の始めにローマ支配化にあった英国で生まれたアイルランドの守護聖人です。

盗賊団に子供のころ融解され,アイルランドに売られ、6年間羊飼い(これは色々説がありますが・・)

をさせられ逃れ英国に戻りました。しかし、ある晩、夢の中に天使が現れ宣教師としてアイルランドに

もどるように言いました。 その後彼はアイルランドの中央部、北部で積極的に宣教を行いました。

パトリックの前にも宣教師はいましたが彼が一番熱心に宣教をし、聖徒を増やしたといわれています。

       アイルランド人には元々ケルト神話があり、それは独自の宗教として成り立っていましたが彼が

キリスト教の教義である「三位一体(父なる神、その御子イエス・キリスト、聖霊はひとつである)」

をシャムロック(3つ葉)を使い説明をしたことからアイルランドの国花はシャムロックで、その色の

グリーンは国のイメージカラーとなっています。

聖パトリックは3月17日になくなったので、今日でもその前後の日曜日は「セントパトリックデイ」と

いう祝日になっており、世界中でパレードが行われたり,グリーンのものをみにつけたりして

お祝いされています。いかにアイルランド移民が世界にちらばっているのかがよくわかります。

もはやこれはアイリッシュのためのお祭りではなく、世界規模で行われるイベントとなっています。

数年前、実際にアメリカ人の友人にホームパーティーとして呼ばれたことがありましたがおそらく

アイルランド人はその場にはいなかったような気がします。もっとも・・・アイルランド人の子孫は

いたかもしれませんが。日本でも「セントパトリックデイ」のパレードが毎年、表参道で行われ今年は

3月11日(日)に行われました。私も友人が「聖パトリック」に扮したので参加し、いっしょに

行進してきました。誰でも無料で参加でき楽しいですよ。様々な国の人たちが参加し、ほっぺに

シャムロックのシールをつけ、アイリルランド音楽を演奏したり、踊ったり、今年はこられませんでした

がアイルランド首相も参加したりとけっこう楽しいです♪何かグリーンのものを身に付け来年は

一緒に参加してみませんか?

終わってから世界中の人々がするように好きなだけ飲んでさわぎましょう!

「セントパトリックデイ」だから・・・・といいつつ、世界中がのめるだけ飲みまくっている日です。

いつかこの日の世界のお酒消費量を調べてみたいな・・・・。

   

 

 

                                                             Mr. St. Patrick ,me and my cousin:

                                                                                        March 11th in 2001

                 この日の主役・・・派手な聖パトリック・・・

ちなみに彼はラウンドストーンのバーマンTomです。

 

               

                               St. Patrick Church in Dublin

            聖パトリック教会はアイルランドではあちこちで聞く名前です。

            こちらはダブリンの聖パトリック教会です。

                      

 

 

  

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