水無月 文月 葉月  

2001年長月三十日(日)

秋の雨は嫌い。なんとなく寂しい気持ちになるから。今日は肌寒い一日だった。一雨一雨、冬が

近づいてくる。トレーナーをはおるだけでは寒いくらい。今日はレポートをしあげ、かりたままの

「エデンの東」をみた。初めてJames Deanの映画を見たのだけれど、かっこいい。彼の顔立ちは

アイリッシュではないかと思った。英語の発音といい、きっとアイルランド系じゃないかな?

内容は聖書のカインとアベルを元にした話。ドキッとする内容だった。最後涙が止まらなかった。

病気になって、入院して、ちょっと頑張るとそんなことの繰り返しをしてる私はどうしても自分が

生きていることの価値が見出せなくなることがある。親にも迷惑をかけてばかりだし、いっそ

いないほうがいいのかな?とおもったこともしばしば。でも、神様は私を生かしておいてくださる。

まだチャンスはあるんだ。働かなきゃと思いつつ、なんか気持ちが重い。状況考えたらそんなこといっ

てる場合じゃないのに、甘い。でも、どうしたらいいのかわからなくなる。彼曰く、私は人の感情に

敏感すぎるらしい。そうかもしれない。そうして、また自分の問題を発見する。まだあったかと思う反

面、感謝せずにはいられない。知れば方法は見つかるからだ。でも、現実つらいなぁ。私の夢?

夢と呼ぶには現実的過ぎるけど、まだ先が見えない。

 

2001年長月二十九日(土)

Poeちゃん、結婚おめでとう!!いいお天気だったかな?東京はお天気でした。幸せになってね。

さてさて、私は最近小さな幸せがとてもうれしい。すごく些細なことなのになんだかうれしい。

たとえば、今朝私は普段なら彼が起きるより早く起きて朝食をつくれるのに、なぜかそれができず

目覚ましを消してしまった。ちょっと一言二言話して私はそのまま、寝てしまったらしく

目がさめると彼がいない。でも、かすかにお風呂場のドアが閉まる音を聞いた記憶があったので

それは彼がおきたのを確認してねたのだろう。いっちゃったのかな?子供の頃にお昼寝の後

お母さんがいない。おいていかれてしまったのかとびっくりしておきる、そんな心境だった。

あわてて、頭もぼさぼさなのに、とびおきてベッドルームのドアを開けるときれいに身支度をした

彼がキッチンでことこと何かやってる。「ごめんなさ〜〜い。。」といいながら頭はぼ〜〜と

しつつもごもご何かいってると「No,. don't worry. Go back to bed. 」とベットにもどされた。

今,何時だ?とぼ〜〜っとした頭で考えつつわけのわからないところに彼がミルクティーを持ってきて

くれた。あぁ・・そういえば、起きた瞬間に紅茶がのみたい・・・と言った記憶が・・・。

ベットの中で誰かに紅茶をもらえるなんてう〜〜〜ん幸せ!!とかみしめつつ飲んでいるうちに

だんだん、頭が動き始めた。「Wheetbixはどこ?」と彼がさけんでるので「カウンターのした〜〜!」

と叫び返した。その後なんかいいにおい。トーストだ・・・。でも、まだ食欲がでない。のそのそと

起き上がり彼の朝ご飯タイムにちょっとお付き合い。よっしゃ、来週から頑張ってはたらこう!

なんとなく元気がでてきた。

 

2001年長月二十八日(金)

Whoさんにこのところサボっているのを指摘されてしまった(笑)ちょっと・・何か始まると

忙しいのです。はい・・・。今週は友達の結婚パーティーと学校とレポートが・・・自分の夢を分析

するために本を読みつつやってるのですがどうもすすまない・・・。今日は時々お日さまが顔を

出すといった陽気でした。彼がお休みだったので、といっても日本語レッスンにはでかけていったの

だけれど・・・レッスン後広尾で待ち合わせをして有栖川公演でピクニックをした。といってもサンド

ウィッチを外で食べるというだけだけど。私の大好きなインターナショナルマーケットでビールを

かって、ベンチでサンドウイッチをほおばるのはなかなかでした。う〜〜ん。。まれに見るデート

らしいデートだ!彼は習ったばかりのものを私を練習台として使っている。ところが・・・ちょっと

調子悪いかなと思ったらくしゃみがとまらない・・・アレルギーか風邪か・・・本当はこのまま

でかける予定だったけれど彼のアパートへ帰った。お部屋を掃除してお昼ね。ううん。。有意義?

そうしているうちに彼の調子もおさまったようなので学校へでかけた。このところ、新しい愛称

が毎週のように増えている。今週は・・・「Dumpling」なんのことかときくと「セブンイレブン

のカウンターに売ってる白いふかふか・・・・」あぁ・・肉まん・・あんまん・・・大笑い。

Sausage,Chicken,pumpkin・・・今日マーケットでお化けかぼちゃが売ってるのをみて・・

ほら・・・君が売られてる・・・だそうだ・・・。彼の最近のお気に入りは私に目の前でかみつこうと

すること・・そうすると私が一瞬びっくり顔になるのが楽しいらしく今日だけでも10回以上は

やられた気がする。「私はおもちゃじゃないよ〜〜!」というと「いや,彼女なんだから

おもちゃなんだ・・・」とアイリッシュお得意のわけのわからない理屈で返される。言い返せない。

う〜〜〜ん。。。くそ〜〜〜〜。。。

2001年長月二十二日(土)

今日はきれいな秋晴れ!と思ったら10月下旬から11月上旬の気温と肌寒かった。いきなり半そでから

長袖。ここで衣替えすべきか悩んでしまう。夜冬のシンとした空気の匂いがした。さて・・

いかんいかん・・・日記ではなく週記になってしまった。月曜日から学校が始まり、といっても

夏季授業なのだけれど始まったら体力が落ちているせいできつい。学校にいくだけで息切れしている。

早く元気になって仕事にもいかなきゃと思うけど体がついてこない。ま、Take It Easyさと自分を

なぐさめる。この夏季授業は「うた」と人との係わり合いについて考えるという授業で本来の

私のやることから離れるのだけれど、講師陣に「小室等」の文字を見た瞬間思わず登録してしまった。

本当はなかにし礼氏などもくる予定だったが仕事が多忙で今回はキャンセルになったらしい。うれしい

ことに月曜日が早速小室さんだった。「うわ〜〜〜。。本物〜〜〜!」とミーハーまるだしだった。

にこやかな顔と穏やかながら楽しい口調であっという間に3時間終了。途中生演奏あり・・教授が

「これはくれぐれも授業です」と年をおしていた。小室さんといっても私も何がヒット曲ときかれると

?というかんじだけど私の好きだったAlfeeの発見者とも言える人だったので、記事を通してしか

良く知らないけれど私にとってはすごい人だったのだ・・・というよりそれだけ。授業後、友達と

サインをもらいにいき(ずうずうしく名前まで書いてもらった)、写真をとっている子がいたので

私も一緒にとってもらった。握手してもらったとき思わず「Alfeeって最初の印象どうだったんです

か?」と聞くと「さわやかだったよ。坂崎君なんかは今もさわやかだけどね」と私のまぬけな質問

に笑顔で答えてくださった。楽しかった。この一週間、本当に学校にいくだけでばてばてで、

しかも働いていないぶん金欠のため彼とは外で会わず、きてもらっておうちでこもりきり。

ひたすら映画をみていた。今週見たのは「リプリー」と「ビッグダディ」。Jude Lawは大好きなんだ

けど怖い映画に出ていることが多くて私には見られない(涙)。私はサスペンス、ホラーは一切だめ。

ビデオが家にあるだけでもいやというくらい。先週それでも、かなり無理して「シックスセンス」

をみたのだけれど、そのときも毛布を頭からかぶり、彼のひざまくら(これは私のビデオを見るときの

指定席)という状態ながらもずっと緊張しっぱなしで疲れた。内容はとてもいいけどあの映像が苦手。

途中、なんでもないところで大きな鉄砲の音に悲鳴をあげてたら大笑いされた。および私はよく泣く。

シックスセンスはもちろん、さすがにリプリーでは泣かなかったけどビッグダディでは、先が見えた

単純な話なのに感動・・・・。なんか心の温まるやさしい映画だった。笑いもありおすすめ。ただ

ツインタワービルが見えるたびに悲しくなった。実際にもうじき戦争がはじまりそうだ。思想の

恐ろしさ・・・。平和な時代の到来が待ち遠しい。

 

2001年長月十六日(日)

このところバースデイラッシュである。彼の友達が今週3人お誕生日。先日カードをかいに行って

そのままになっていたのと落ち着いてはきたものの発疹が気になるのでハーブティーをとどける

ため彼を仕事場近くに迎えに行く。電車をおりるとрェなった。「もしもし、どこですか?」日本語だ

とです・ます調になるもののずいぶん日本語が上達してきた。なのに、場所を決めずにSee you soon

とрきった。こっちからくるかな?と適当に歩いてるといきなり目の前に現れた。びっくりしてると

すご〜〜〜くご機嫌ニコニコ顔。やさしいモードが続いているらしい。会うなりHow are you my

sweetheart?とhugしてくれた。夕飯を食べようとT.G.I.Fraidaysへ。入院中ここのバッファローウィ

ングが食べたくて食べたくて仕方がなかった。Grafton Street 近くのFridaysで食べて以来病みつ

き・・・。酸味の利いたあのソースは絶品だ。最近、彼の頭をくるくる回っている曲がある。それは

「ほのぼのレ○ク!」と歌うCMソング。今日も昼間にメールが届いたのでなにかと思うと「ほのぼの

レ○ク」と送ってきた。思わず笑ってしまった。思い出したように口ずさんでる。「明日おばあちゃん

がうちにくるから今日はそっちにいけないんだ」といえば「Don't you love me?」つぼにはま

る・・・。きっとそうやって私が最近いつもわらっているから優しいのかもしれない。食事をしている

と突然「きれい・・・とてもきれい・・・」日本語の練習かと思い「なにが?」と聞けば「あなたが」

思わず吹き出しそうになった。思わず「よっぱらってる?」と笑いながら聞き返してしまう。なんだ

か・・・いきなり彼はどうしたんだ??余談だが昨夜夜中の3時頃メールが届いた。「Love you 

Baby」うれしいんだけどテレのほうが先に出てしまう。これこそ「よっぱらってるの?」と

聞きたくなってしまう。なんだか前以上にSweetになってきているみたい。うれしい限りだけど。

彼はム〜ディ〜君だから時としてイキナリ詰めたいやつに豹変する・・・。早く大人になれ〜〜と

心の中で祈ってしまう。テロ事件の流れが気になる。戦争は避けたい。他の方法で防ぐ手立てはないの

かな?

 

2001年長月十五日(土)

今日は敬老の日。外では近所の神社の秋祭り。盆踊りで私の十八番21世紀がかかってる。自然に体が

おどってしまう。21世紀になったけど火星や金星に旅行にはまだいけてないなぁ・・・。さて、昨日

彼の同僚のチャイニーズオーストラリアンのDちゃんのお誕生日パーティーがあって私も招待されたの

で病み上がりながら参加した。彼女とは実際面識がなかったのだけれど手ぶらで行くのもなんだったの

でクッキーを焼いていった。行ってみると何人かは知った顔だったけれど10人くらいは知らない人。

しかも、部外者は私ともう一人の日本人の女の子のみ・・・。何よりびっくりしたのは彼の頭。坊主

になっていた。まるで「Train Spotting」のユアンだった。こうなる予定ではなかったらしいがそうな

ってしまったらしい。とてもさわり心地がGood!みんなに紹介してもらうと必ず「彼の頭どう?」って

聞かれた。「いいんじゃない?びっくりしたけど。さわり心地がいいよ」と答えてまわってた(笑)

パーティーは焼肉食べ放題&飲み放題。最初は英語がちょっと心配だったけどすっかりうちとけて問題

なく話題に入れたし、すらすら英語がでてくるのでびっくり。うれしい驚き。先生達はみんな彼と同年

代。私一番年上だ・・とひそかに思っていると「うそでしょう???」と逆に驚かれた(喜)。なんと

も楽しい有意義な晩だった。

2001年長月十三日(木)

テレビでアメリカのテロによる爆破事件がひっきりなしに報道されている。怒りが込み上げてきてしま

う。なぜ関係のない人々を巻き込まなければいけないのか。この事件を聞いて喜んでいるパレスチナの

人々が写されていた。自分の身近な人間がなくなっても彼らは悲しまないのだろうか?宗教なんて

くそっくらえ・・・と思う。私はクリスチャンであるが宗教ではないと思う。宗教と捕らえるか否か

それは個人の考え方で変わる。神様と対話しつつ歩む人生は決して滅ぶものではない。私は沢山の

証になるものをもらった。だからこそ信頼できるのだ。自然にあるがまま、欲を無くしていったときに

自然に信じられたものなのだ。でも、聖書はすでに世の中をかきまわすサタンの存在も説いているし

おかしな時代になっていくことはすでに数千年前に語られている。でも、まだ私たちがかわれる余裕は

あるはず。何はともあれ、本当に戦争にならずに問題が解決されてほしい。

さて、退院して初めてようやく彼に会えた。ママさんが彼の顔を見て帰りたいとのことで遅くまで

まっていた。まだ間に合うだろうとビデオやさんに行こうとすると彼からのпB「どこ?」ときくと

「アパートです」え??と思いみていると歩いてきた。思わず飛び降りて飛びついてしまった(笑)

そんな久しぶりという再会じゃないのに彼もうれしそうな顔をしてほっぺにキス・・。おっと・・

ママさんいたんだっけ・・と思いつつ振りかえるとニコニコしながらみていた。そして、私の状況

を彼に説明してくれた。うれしかったのは第一声が「さみしかった」といってくれたこと。私のつぼには

まる・・・。体力がおちつつもチキンシチューを作ったのでたべてもらうともうにこにこ。ところが彼に

ポチポチ・・と発疹らしきものが・・。でも、熱もなければかゆみもない。水疱瘡じゃないといいんだけ

ど。今日は彼がお休みだったのでゆっくりできるかとおもいきや、日本語レッスンを受けるためのレベル

チェックテストをうけに朝からでかけた。私がさみしいと膨れてると終わったらすぐ戻ってくるからと

もどってきてくれた。今日は退院祝いにシズラーでお夕飯を食べに行く。うれしいな!

 

2001年長月十二日(水)

本当に水疱瘡でした。皮膚科に行くとおそらくそうだろうということで一日様子をみて、翌日行くと

水疱瘡・・・。即入院となりました。6,7年ぶりの入院。しかし、水疱瘡はかさぶたになうまで

うつるというので個室で隔離。トイレも「歩き回ると他の患者さんにうつる恐れがあるので・・・」

と部屋の前にある車椅子用を使うように指示されてしまった。周りの人に移るといやなので家族と

彼にだけ報告しました。薬でかゆみもいたみもおさまり、点滴(一日3回)でほとんど発疹もでず

終わった。すでに顔は跡形もないくらい。神様感謝します。お医者さんや看護婦さんも驚くくらい

軽症ですんでしまった。しかし、元気になってくると外に出たくてしょうがない。母もやっていない

かもということできてもらうのも怖かったし(でも、来てくれたけど。ありがとう)彼もやってない

かもしれないというのでこなくていいよといったのだけれど来てくれた。発疹を乾燥させるための

白い薬を顔につけている私をみて指差して大笑い・・・。お風呂に入れなかった私は三つ編みをして

たせいか子供っぽくみえたらしく「You look cute!」といっていた(笑)「これって子供がなる病気

でしょう?やっぱり君は子供だねぇ」と生意気なことをいわれてしまった。でも、本当にうつらなかった

か心配。「今度の木曜日は休みだから退院してきたら一日中看護してあげるからね。」といってくれたの

はうれしかった。病院だから携帯は使えないしこんなに連絡もとれず会えないことは初めてだった

ので寂しかったのか?(私は寂しかったけど)退院すると電話したら「じゃ、今夜家にいっていい?」

という。「いや,退院明日だよ」というと「じゃ、明日。」うれしかった。ところが退院した昨日

朝から寒気がしていて退院祝いにママさんとご飯を食べていても寒い。家に着いたときにはぐったり。

寒気が震えに変わり熱を測ると8.8℃やばい・・もっとあがりそうだ・・・とおもっているうちに9℃

を超えた。彼から再三電話がかかってくるのにつらくて取れない。メールで状況を伝えた。最終的に

40℃まで熱が上がりママさんが心配しつつ付き添っていてくれたので彼に今日はあえないと伝えた。

お風呂に長く入ってないし来てくれても話しも出来ない状況だから明日にしようというとがっかり

していた。ごめんね。発熱の理由がわからず、でも祈っているうちに原因がわかってきた。そこから

いのっているうちに元気になってきて明日の朝熱が下がることを確信した。ママさんに「大丈夫。

祈っているうちに答えがわかった。明日の朝治るよ」といい寝ていたら本当に朝になったら

見事に熱が引いた。言いながら自分で驚いた。神様は私たちの命を握っていることを確信。だから

水疱瘡も軽くてすんだし,私に戒めのために熱をも出させる。感謝します。今,Kyokoちゃんも入院

中。早く退院できるよう祈ってます。

2001年長月四日(火)

体調がもどらない。朝は微熱(それも決してよくはないけど)なのでまだましだけれど、夜になると

8度台に突入する。うむ・・・なんとも喜ばしくない状態である。熱からきたものか頭痛、目の痛み、

左半分の神経痛(いやだわ・・おばさんみたい・・)しかも今朝になったら発疹・・・。さすがに

これにはあせって病院へいった。まさか水疱瘡・・・そう私は水疱瘡をやってない・・・成人の

水疱瘡は重症になると聞いていただけに怖い・・・。何科にかかるか迷いつつとりあえず内科へ。

ドアを開けると・・そこには・・・お年よりのむれ・・・・・うげげ・・・。しっかりと一時間半また

された。しかし、隣の人と元気に話す余裕があるならなんで病院にいるのだろう・・・。私も

座っていて調子悪かったが隣の女の子も具合が悪そう・・。こういうのは優先にすべきじゃないの

かしら・・・なぜ老人は病院にあつまるのだろう・・・。病気なら病人らしくしようよ・・・

体調の悪い私は思わずうなりそうだった。院長先生はとりあえず2,3日様子みましょう・・・。

とのこと。ま、水疱瘡じゃなきゃいいや・・・。ちょっとほっとした。早く元気になりた〜〜い!

 

2001年長月二日(日)

あらら・・という間に秋がきた。7月の猛暑はどこへやらというかんじで8月もさして暑いわけでも

なく気がつけば9月。先週末8月の仕事の契約が終わったので彼と鬼怒川へ行った。目的は温泉と

日光江戸村!そう、にゃんまげくんにとびつきに・・・ではなく忍者にあいに。しかし、期待が大き

かったため、ちょっとものたりずがっかり・・・。ショーの時間がうまくあわない。しかも、やたらに

商売っ気が強い。やっぱり京都の太秦のほうが面白かった。今度は、伊賀上野にいってみようと

心に決めた。ひとつ面白かったのは傾斜を使って錯覚を起こさせるアトラクション。普通にたって

いるつもりがななめだったり、ボールが下から上に転がったり。でも、途中でだんだん気分が悪く

なってくるという難点はあったけれど、二人ともおおはしゃぎですべてチャレンジしてきた。夜、

東京にもどると新宿で44人がなくなるという火災による事故でテレビは大騒ぎ。そう、あのホテル

ニュージャパンの事故を上回ってしまったのだ。防災の日にこの事故。たしかに新宿には雑居ビルが

多いからああいう事故がいままでなかったことが不思議なのだけれど。しかし、風俗店で家族が死んで

しまったらいたたまれないだろうなと思う。しかし、それでも相変わらず新宿へ多くの人が集まっ

ていたし、そのようなところに行く人たちも絶えないんだろうな。ちょっとやるせない気持ちになった。